pers. magazine

「pers.」という雑誌についての告知をしています

Dec 14

新しい雑誌をつくりました。

「デザイン」の雑誌です。

「pers.」(パース)といいます。

何回かのpostに分けて、この雑誌をつくった動機みたいなことを書いていきます。

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Dec 16

紙にかける

では、メディアはそんな“よろこび”なんていうわかりにくいものを伝えることができるのでしょうか。


僕は、むしろメディアはその“よろこび”こそを伝えなければならない、と思います。

そこで、僕たちは紙媒体に残された可能性をもっと広げることを試みました。

テキストや写真、グラフィックが、立体的かつ連続的に伝える、リアリティーのようなものを優先することにしました。

ページをめくる感触や、写真のダイナミズムが、デザインのよろこびを伝えうるのではないかと。

それはwebではできない体験につながるだろう、と。


Dec 18

pers.という名前

pers.=パースとよびます。

日本語でいうパースとは、主に透視図を指すperspective(名詞)を省略した言い方です。

CGパースとかパース屋さんなんて言葉がありますよね。


英語本来のperspectiveには、それ以外に、「眺望・遠景」や「(将来の)見通し・展望・前途」、
更に、「遠近感・相対関係・(物の)見方:視点・全体的に正しく見る[把握する]能力」という意味もあります。

(プログレッシブ英和・和英中辞典より)

また、それらとは別に「pers.」 という省略形は、本来、personal、personを指します。


Dec 19

デザインのメディアができること

メディアが伝えるべき、デザインが持っている「情報」とは何でしょう。

どんなかたちか、誰がつくったか、何のためのものか、どんな機能があるのか……。

スペックや客観的な事実を伝えることは必要です。

それはメディアの大事な役割だったと思います。

しかし、情報の流通や消費が加速していくなかで、こうしたものの意義や価値が薄れてしまいました。

これまでメディアが伝えてきた情報では、“デザインそのもの”を伝えられない、そのデザインを定義し得なくなってしまったのです。

逆説的に、デザイン自体は「情報になりにくい部分」にこそ価値がある、と変化してきたように思えます。

それはどんなものでしょうか。 わくわくしたり、うれしかったり、どきどきしたり。言わば、フィーリングとか、感触、情緒、あるいは新しい体験のようなもの、なのではないでしょうか。

一部のデザインや建築が“アート的”とされたりするのも、そういうことが一因ではないのかなと思います。

それを、デザインによる“よろこび”という言葉に言い換えてみてもいいかもしれないな、と思ったのです。


Dec 21
COVER
pers.の表紙デザインをUPしました!
デザインは本文頁も含めて、中野デザイン事務所の中野豪雄さんにお願いしました。
いかがでしょうか? 本物はB4正寸で大きいので、また違う見え方をするかもしれませんね。
ちょっと雑誌らしくないと思われるかもしれませんが、一般的な商業誌ではタブーとなることをやってしまっているのでこんなことができます。
パーソナルな発信ならではの自由さがもたらした点の一つです。

COVER

pers.の表紙デザインをUPしました!

デザインは本文頁も含めて、中野デザイン事務所の中野豪雄さんにお願いしました。

いかがでしょうか? 本物はB4正寸で大きいので、また違う見え方をするかもしれませんね。

ちょっと雑誌らしくないと思われるかもしれませんが、一般的な商業誌ではタブーとなることをやってしまっているのでこんなことができます。

パーソナルな発信ならではの自由さがもたらした点の一つです。


Dec 26

デザインが伝えるよろこび

社会がどのように変化をしたとしても、“よろこび”は本質的にデザインが備えるべきものだと思います。
デザインはすでに機能や目的ということを越えて、「情報」を使い手に対して伝える性質を持ち備えています。

つまり、ややこしくなりますが、デザインそのものもメディアなのです。
だから、そういうフィーリング、“よろこび”を人に与えることができたとしたら、

それは「デザインが伝わっている」、デザインがデザインとして成り立っている、と考えてもいいのではないでしょうか。


Jan 11

「pers.」出版記念トークイベント

pers.の出版に合わせて、恵比寿のNADiffさんでイベントを行うことになりました。

pers.の「アーキテクツベース」という記事でもご登場願いました二人の建築家が語ります!

無料のイベントです。みなさんお誘い合わせの上、ぜひお越し下さい。

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「pers.」出版記念トークイベント

長坂 常(スキーマ建築計画)× 長岡 勉(point

“感触”のある見立て

その場にある“モノ”を生かしながら、新しい空間を切り取っていく、あるいは削りだしていく。

家具、建築、都市と連続していくさまは、ダイナミズムを感じさせる。

ひとの生きる場所としてのリアリティがあるといってもいい。

長坂、長岡の両氏の仕事に漠然と感じる共通点のようなもの、居場所や風景の切り取り、編集という行為を「感触のある見立て」と感じた。

そしてそれは今の時代に必然と呼応しているようだ。

息づかいや手触りを残しながら、構成としての空間のあり方も、居心地の良さも探っていこうとする二人の建築家に、話をきいてみたい。


長坂 常(ながさか・じょう)

1971年大阪生まれ、千葉育ち。東京藝術大学美術学部建築学科卒業後、98年スタジオスキーマ(現・スキーマ建築計画)開設。2007年ギャラリーなどと共用するコラボレーションオフィスhappaを設立。主な仕事にsatyama flat(08年)、奥沢の家(09年)など。

長岡 勉(ながおか・べん)

1970年東京生まれ。慶応義塾大学環境情報学部卒。同大学院政策メディア研究科修了。山下設計勤務を経て、99年ポイント設立。2003年よりシェアオフィスco-lab の企画・運営に携わる。主な仕事にyamakoya(08年)、ジュッカイエ(09年)など。

日時:2010年1月14日(木)18時30分〜20時
会場NADiff a/p/a/r/t 店内
入場:無料
定員:着席 30名(満席の場合は立見でもご参加いただけます)


Jan 15

pers. LAUNCH PARTY+1night photo exhibition

「pers.」出版記念写真展&パーティー


「pers.」の出版を記念して、ささやかながらパーティを開催いたします。
また、「pers.」の編集に協力してもらった写真家4人、淺川 敏さん、梶原敏英さん、佐藤振一さん、下村康典さん(50音順)による、取材時の写真を再構成して一晩限りの写真展も併催します。

みなさんお誘い合わせの上、気軽にお越し下さい。

ちなみにatndで参加の登録とかもできますので、よかったらしてみてください。


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